希少がんの病理診断支援体制―骨軟部腫瘍をモデルに

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タイトル別名
  • Supporting system for pathological diagnosis of rare cancer: Model for bone and soft tissue tumors

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説明

<p>骨軟部腫瘍や小児がんなどの希少がんは,正確かつ迅速な病理診断が行われていないことが多々ある.一般病理が見慣れない希少がんに遭遇した際には,専門家にコンサルテーションせざるを得ないのが現状である.欧州では,軟部肉腫の病理診断の集約化が確立されている.一方,本邦では人手不足のため,軟部肉腫領域での中央病理診断体制の導入は非現実的であるが,代替案として非定型例や診断困難例のみを肉腫専門病理医にコンサルトするというシステムが提唱されている.また,一般病理医を対象に希少がんの病理診断医の育成事業も行われており,後継者の育成が求められている.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853022611689088
  • NII論文ID
    130008116129
  • DOI
    10.11412/jspho.58.215
  • ISSN
    21895384
    2187011X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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