注意回復要素とマインドフルネスとの関連(第2報)青年と中高年の比較
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between attention restorative components and mindfulness (Part2) Comparison of adolescents and middle-aged
抄録
<p>背景・目的;前報では、青年を対象にした調査で注意回復とマインドフルネスが関連する可能性を示した。本報では、中高年を対象に同様の調査を行い青年と比較した。</p><p>方法;青年女性72名(M=19.6歳、SD=1.8歳)、中高年女性18名(M=53.4歳、SD=10.0歳)を対象とし、都市、寺院庭園、山林、平地林、渓流の風景を評価させた。評価測度は日本語版注意回復尺度、および前川・越川(2015)の6 因子マインドフルネス尺度のうちの4因子、自他不二の姿勢、描写、客観的な観察、今ここに存在すること、の設問文に「この場所では」という接頭句をつけたものであった。分析は2要因混合分散分析で、対象者内要因は風景の5水準、対象者間要因は年齢の2水準であった。</p><p>結果と考察;風景の主効果は全てにおいて有意(p<.001)、風景×年齢の交互作用は全て非有意であった。年齢の主効果は、注意回復において非有意、マインドフルネスでは有意(p=.008~.044)で、中高年>青年であった。その後の検定で、都市は常に最低位の、寺院庭園と渓流は最高位のグループに所属した。従って中高年においても注意回復がマインドフルネスに関連する可能性が示された</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 225-, 2021-05-24
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853038534266752
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- NII論文ID
- 130008117669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可