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- 宇治橋 祐之
- NHK放送文化研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Ninety Years of Radio 2 Expanding to Lifelong Learning Broadcasting and Internet Radio
- ラジオ ダイ2 ホウソウ 90ネン ショウガイ ガクシュウハ エ ノ ヒロガリ ト インターネット テンカイ
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説明
1931年開局のラジオ第2放送は2021年で90周年を迎えた。それまでのラジオ第1放送に加えて、教育放送を目的として設立されたものである。しかし野球中継が相場の放送(株式市況)で中断されないようにするなど、聴取者の番組選択の幅を広げる目的も強く、同じ時間に別の番組を放送することから「二重放送」と呼ばれた。また、戦前の放送は東京、大阪、名古屋に限られ、全国放送の第1放送に対して「都市放送」と呼ばれた。 戦後当初の第2放送はスポーツ中継と音楽番組が多かったが、スポーツ中継が第1放送、音楽番組が1969年開局のFM放送に移ることで、教育放送として定着していく。教育番組としては、学校放送番組、高校講座、語学番組が中心であったが、学校放送番組はテレビ放送に順次移行、代わりに、教養番組や福祉番組の放送が加わり、開局当初から続く語学番組と1953年から放送の高校講座と合わせて、80年代からは生涯学習波としての役割を果たすようになる。 NHK経営計画(2021-2023年度)では、聴取者の意向を考慮しつつ、音声波を現在の3波(R1、R2、FM)から2波(AM、FM)への整理・削減に向けた検討が始まる。放送波としてのラジオの聴取率は下がっている一方で、新型コロナ下でインターネットラジオや音声メディアへの関心もみられる。 ラジオ第2放送については70年目の2001年に編成の分析についての論考がまとめられているが、90年の節目にあたって改めて振り返るとともに、特に2000年代からのインターネット展開と、語学番組・高校講座の変遷についてみていく。
収録刊行物
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- 放送研究と調査
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放送研究と調査 71 (11), 54-83, 2021
NHK放送文化研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853113786066688
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- NII論文ID
- 130008119229
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- NII書誌ID
- AA11207753
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- ISSN
- 24335622
- 02880008
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- NDL書誌ID
- 031792138
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可