ICUD (新膀胱) のpit fall

  • 中根 慶太
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野
  • 加藤 大貴
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野
  • 髙井 学
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野
  • 飯沼 光司
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野
  • 堀江 憲吾
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野
  • 古家 琢也
    岐阜大学大学院医学系研究科病態制御学講座泌尿器科学分野

この論文をさがす

説明

<p> 体腔内尿路変向 (ICUD : Intracorporeal Urinary Diversion) では, 術式をシンプルにし, 手技を定型化することが肝要である. 我々は, U字新膀胱を採用している. シンプルとはいえ, 工程数は多い. 定型的に手技を完結することが理想であるが, 実際にはそれぞれの工程において何らかの障害に直面することも多く, 臨機応変を要求される. 具体的には, 腸管壁損傷, 消化管再建のための腸管配置に難渋する, 新膀胱-尿道吻合が難しい, 尿管新膀胱吻合口を作成しにくい, 新膀胱壁縫合がやりにくい, 後腹膜化のための腹膜が残存していない, 等である. 各問題に対して当科での対処法を解説する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853188961394688
  • NII論文ID
    130008123929
  • DOI
    10.11302/jsejje.34.191
  • ISSN
    21874700
    21861889
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ