VI.呼吸機能検査の理解と臨床応用

  • 湯澤 基
    自治医科大学附属さいたま医療センター呼吸器内科
  • 山口 泰弘
    自治医科大学附属さいたま医療センター呼吸器内科

書誌事項

タイトル別名
  • VI. Clinical Interpretation and Application of Pulmonary Function Tests
  • 呼吸機能検査の理解と臨床応用
  • コキュウ キノウ ケンサ ノ リカイ ト リンショウ オウヨウ

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抄録

<p>呼吸機能検査は,呼吸器症状の原因を検討し,呼吸器疾患の管理をするために必須の検査である.スパイロメトリーによって,肺活量(vital capacity:VC)と1秒量(forced expiratory volume in one second:FEV1)/努力肺活量(forced vital capacity:FVC)を測定し,閉塞性,拘束性ならびに混合性換気障害を判定する.フローボリューム曲線も病態の把握に有効である.呼吸器疾患の重症度判定や進行のモニターには,VCやFEV1の絶対値及び予測値に対する%を参照する.より詳細な検査としては,肺気量分画や肺拡散能の測定がある.</p>

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 109 (12), 2496-2501, 2020-12-10

    一般社団法人 日本内科学会

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