足関節角度の違いがQuadriceps muscle setting時の筋活動量に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effect of the ankle joint position on the Quadriceps muscle setting exercise
  • アシカンセツ カクド ノ チガイ ガ Quadriceps muscle settingジ ノ キン カツドウリョウ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

[目的]Quadriceps muscle setting(QS)は,大腿四頭筋の筋力維持及び向上を目的として実施される機会が多い.本研究は足関節角度の違いがQS時の筋活動量に及ぼす影響について検討した.[対象]健常男性7名を対象とした.[方法]足部中間位(中間位),足部背屈10°位(背屈位),足部底屈40°位(底屈位)の3条件でQSを5秒間実施し,表面筋電図にて各条件下QS時の内側広筋(VM),外側広筋(VL),半腱様筋(SM),腓腹筋内側頭(MG),前脛骨筋(TA)の筋活動を計測した.足部肢位間に対しFriedman検定で検討した.[結果]背屈位でVLとTAに有意に高い筋放電を示す傾向を認めた(p<0.05).[結語]本研究の結果より,QSでは治療目的に応じて足部肢位を考慮する必要性が示唆された.

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