浸出水の安全性評価に対する各種バイオアッセイ手法の適用性研究

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タイトル別名
  • Study of applicability of various bioassay methods for safety evaluation of leachate

抄録

<p>最終処分場は典型的なNIMBY施設であり,周辺住民等との効果的なリスクコミュニケーションが求められている。特に浸出水の漏水による地下水汚染や浸出水処理水による放流先河川等の環境保全については最も大きな関心事である。浸出水は処分場の廃止後に無処理で放流されるためその安全性については科学的根拠に基づく説明が必要である。また浸出水処理水については排水基準(化学指標)により処理後,放流されているが微量かつ様々な化学物質による複合影響は化学分析では評価が難しいと考えられる。このため我々は化学分析とバイオアッセイを併用した浸出水の評価手法を提案している。バイオアッセイについてはOECDテストガイドラインに基づき様々な手法が研究されているが試験には時間と整備された環境が求められる。今回,先行研究により我々が開発した急性毒性試験を2か所の最終処分場の処理工程水に適用し,亜慢性毒性試験の結果と比較した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853487386170240
  • NII論文ID
    130008136242
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.32.0_345
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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