書誌事項
- タイトル別名
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- Commodification of Food Culture and the Authenticity:
- 食文化の商品化とその真正性 : フランス・リヨンのブションを事例に
- ショク ブンカ ノ ショウヒンカ ト ソノ シン セイセイ : フランス ・ リヨン ノ ブション オ ジレイ ニ
- The Case of “Bouchon” in Lyon, France
- -フランス・リヨンのブションを事例に-
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抄録
フランス・リヨンでは1990年代以降,「美食都市」として食文化をアピールし,外国人観光客を集める政策を推進した。そして,伝統食を提供するレストランである「ブション」での食事がリヨンの食文化とみなされるようになった。しかし,伝統食を提供せずにブションを名乗る観光客向けのレストランが増加したため,伝統的な食事を提供するブションに対して,ブション協会がラベルを与えて「真正なリヨンのブション」を認定する動きが見られた。リヨンの食文化の真正性は,ブションのラベル作成によって構築され,そのラベルを得たブションのアイデンティティの確立と差異化を図る手段として機能した。しかし,トリップアドバイザーの口コミを用いた量的および質的な統計分析では,ラベルによる真正性は,ブション利用客の店への評価に影響を与えておらず,ブションの利用客に対してラベルの意味が正しく理解されていないことが明らかになった。
収録刊行物
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- 地理空間
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地理空間 14 (1), 1-17, 2021
地理空間学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853520457334016
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- NII論文ID
- 130008138428
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- NII書誌ID
- AA12471203
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- ISSN
- 24334715
- 18829872
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- HANDLE
- 2241/0002003713
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- NDL書誌ID
- 031601907
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可