A Study on a Sustainable Plan and Activities for the Realization of Environmentally Sound Water Cycle (Ⅰ)

Bibliographic Information

Other Title
  • 「健全な水循環」の実現に向けた持続可能な活動の方策に関する研究(その1)
  • 「健全な水循環」の実現に向けた持続可能な活動の方策に関する研究(その1)鶴見川と徳島県における取り組みを事例として
  • 「 ケンゼン ナ ミズ ジュンカン 」 ノ ジツゲン ニ ムケタ ジゾク カノウ ナ カツドウ ノ ホウサク ニ カンスル ケンキュウ(ソノ 1)ツルミガワ ト トクシマケン ニ オケル トリクミ オ ジレイ ト シテ
  • ~鶴見川と徳島県における取り組みを事例として~

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<p>日本では,経済成長の弊害として,都市部への人口や産業の集中,産業構造の変化に加え,地球温暖化に伴う気候変動等の様々な要因が水循環に変化を生じさせ,それに伴い,洪水,渇水,水質汚濁,生態系への影響など,水循環にかかる様々な問題が顕在化しており,こうした課題の解決を目指す水循環の健全化に向けた活動が,全国各地で展開されている。 本稿では,総合治水対策に端を発し,その後,水に関する様々な流域課題の解決を図るため,全国に先駆け,「総合水マネジメント」の手法を取り入れ,流域単位で実践,持続的な活動を続けている「鶴見川流域」における取り組み事例を検証することをはじめ,「水循環基本法」成立に至る全国の水政策の歴史的な流れや,全国の「流域水循環計画等」を分析することで,持続可能な活動に不可欠な視点や機能を明らかにする。さらに,これらから得られた知見を踏まえ,条例の制定をはじめ,徳島県において実践した取り組みを通じて,「健全な水循環」を持続的に実現するために必要な事項について明らかにする。</p>

Journal

  • Water Science

    Water Science 64 (3), 1-64, 2020-08-01

    Japan Forest Conservation Association

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