状態空間モデルを用いた通信ネットワークの装置故障率予測法

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タイトル別名
  • A Prediction Method of Failure Rate of Telecommunication Network Equipment Using State Space Model

抄録

通信ネットワーク装置の信頼性を測る主要な尺度の一つに,月単位の平均故障率がある.本来は信頼性の現状を把握するものだが,長期間測定し続けた値を用いて将来の故障率を予測したいという需要が生まれている.故障率の上側信頼限界と予定配備数を用いれば,確保すべき予備部材数が計算できるので,過不足のない設備投資と運用コストの効率化に貢献する.ただし,故障率自体の性質から一般的な時系列解析が適用できるとは限らない.本論文では状態空間モデルを用いて,装置故障率を予測する方法を提案する.配備条件などで故障パターンが異なるという通信ネットワーク特有の条件も考慮し,実際の分析例からその実用性も評価する.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853649369602432
  • DOI
    10.14923/transcomj.2019jbp3019
  • ISSN
    13444697
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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