書誌事項
- タイトル別名
-
- General Education Reform and Its Implications for Student Learning : The Case of Yuanpei Program of Peking University in China
この論文をさがす
抄録
学士課程における一般教育の重要性は広く知られているが、どのような学生を対象として、どのような教育モデルを適用すればよいのだろうか。本セミナーでは、中国の大学における一般教育改革の事例として、北京大学の「元培プログラム」を紹介する。北京大学ではすべての学士課程学生が一般教育を受ける仕組みになっており、さらに大学本部の直轄による実験ベースの「元培学院」 を小規模ながら設立している。名称は北京大学の元学長で著名な教育者である蔡元培(1868-1940)にちなんでいる。この学院が提供する元培プログラムの学生は、専門分野や履修する授業を入学後に自由に決めることができる。北京大学でどのような一般教育を実施するべきか という全学的な合意はまだできていないが、同プログラムはおしなべて良好な成果を出している。同時に、構造的な制約や運営上の課題も存在する。中国高等教育独自の一般教育モデルをどう開発するかという観点から、これらの課題を克服する方法を検討したい。
収録刊行物
-
- 名古屋高等教育研究
-
名古屋高等教育研究 11 231-252, 2011-03
名古屋大学高等教育研究センター
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390853649422680576
-
- NII論文ID
- 120002893760
-
- NII書誌ID
- AA11679581
-
- HANDLE
- 2237/14523
-
- NDL書誌ID
- 11077331
-
- ISSN
- 13482459
-
- 本文言語コード
- en
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可