Changing on the cautious issues on daily life and on the media access after 3.11 earthquake and nuclear power plant accident

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  • 3.11以降、学生たちの生活上の注意事項、情報摂取メディアはどのように変化したか : 「社会調査及び実習-Ⅰ」2011による調査をもとに
  • 3.11 イコウ 、 ガクセイ タチ ノ セイカツ ジョウ ノ チュウイ ジコウ 、 ジョウホウ セッシュ メディア ワ ドノ ヨウ ニ ヘンカ シタ カ : 「 シャカイ チョウサ オヨビ ジッシュウ-Ⅰ 」 2011 ニ ヨル チョウサ オ モト ニ

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本稿は、作新学院大学人間文化学部における2011年度「社会調査及び実習I」で実施された調査の報告である。調査のテーマとして、3.11震災を挟んだ三つの時期(3.11以前、3.11~5.15メルトダウン報道、5.15以降)に対して、生活上注意していること、情報摂取に用いるメディアについて調査票調査をおこない回答を得た。全体的にみれば、二つ目の時期には注意行動が増え、メディア接触の変化が見られるものの、2か月を経た5.15以降は、「メルトダウン報道」というように事態がより深刻になっているにもかかわらず、(ほんの少数の回答項目を除き)3.11以前の行動に戻っている。全体としては、「震災事態」の日常化ということもできるが、中には、明らかに三つの時期を通して変化を読み取れるもの(飲料水、食料品の産地への注目の増大)もある。これらを、各回答項目に対して、回答者属性でクロス集計したものの対応分析をもとに評価を行った。さらに、対応分析を行うことによって、年齢、性別、居住と回答項目の関係を視覚的に検討し、三つの時期に対応する変化を検討した。

Journal

  • 作大論集

    作大論集 (2), 313-332, 2012-03-15

    作新学院大学・作新学院大学女子短期大学部

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