「戦功覚書」としての『本城惣右衛門覚書』(その1) : 本城惣右衛門は下級武士なのか

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  • 「 センコウ オボエガキ 」 ト シテ ノ 『 ホンジョウソウウエモン オボエガキ 』(ソノ 1)ホンジョウソウウエモン ワ カキュウ ブシ ナ ノ カ

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抄録

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令和2年(2020)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、明智光秀が主人公であるが、その明智光秀が織田信長麾下の重臣として、丹波国攻略をおこなった際に、本城惣右衛門は丹波国在住の地侍として、最初は光秀と敵対して戦い、光秀の丹波国攻略完了後は光秀に臣従した。本城惣右衛門は本能寺の変では、明智光秀の麾下として参戦して本能寺に真っ先に突入している。従来は『本城惣右衛門覚書』は、本能寺の変の記載内容のみが注目されてきたが、本稿では、「戦功覚書」としての性格に着目して、『本城惣右衛門覚書』の記載内容全体について検討し考察した。

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