Bibliographic Information
- Other Title
-
- トマス ・ アクィナス シソウ ノ レキシ(1)
Search this article
Abstract
type:P(論文)
1277年の禁令がトマスの学説を含む形で出されたことを改めて考察し,トマスは哲学的思想がより深い信仰に寄与すると考えたが,その際,キリスト教の教義と対立する説にも成立可能性を哲学的議論のレベルにおいて残したことが,トマスの思想に対する誤解を生んだという示唆を得る。そして,トマスの意図する哲学的思索が,当時の文脈の中で重要だった議論においても寄与するものであったことを『神学網要』(Compendium Theologiae )での議論を例にとり,明らかにする。
Journal
-
- 聖泉論叢
-
聖泉論叢 19 35-48, 2012
[出版社不明]
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390853649558161280
-
- NII Article ID
- 110009576360
-
- NII Book ID
- AN10431764
-
- ISSN
- 13434365
-
- NDL BIB ID
- 023688843
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles