森信三の全一学と実践(4)

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タイトル別名
  • The Total Philosophy and Practices of Nobuzoh Mori (4)
  • モリ ノブゾウ ノ ゼンイツガク ト ジッセン(4)

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説明

森の学問的原点は1938年,39歳で著した『恩の形而上学』であるが,その後哲学五部作の一環として1965年,69歳時にマルクス理論を触媒にした,いわば社会科学的視点を踏まえた『即物論的世界観』を著す.さらに1976年,80歳で『創造の形而上学』を中核とする全一学五部作を森哲学の集大成として著す.本稿では,まず前稿で紹介した『恩の形而上学』を基本にして,マルクス理論を触媒に『即物論的世界観』をどのように展開しているのかを追い,森哲学の特質を考察する.

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