明治30年代初頭の鳥取県倉吉における教員の問題意識 : ―『東伯之教育』所収の小学校普及・中学校増設関係記事から―

書誌事項

タイトル別名
  • Teachers' Awareness of the Issues in Kurayoshi at the End of the 1890s : ―Article Appeared in "TOHAKU NO KYOIKU" on Spread of Elementary School and Increase of Junior High School―
  • メイジ 30ネンダイ ショトウ ノ トットリケン クラヨシ ニ オケル キョウイン ノ モンダイ イシキ トウハク ノ キョウイク ショシュウ ノ ショウガッコウ フキュウ チュウガッコウ ゾウセツ カンケイ キジ カラ

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抄録

激動の明治30年代において,鳥取県倉吉の小学校教員たちは,どのような問題意識をもって教職に従事していたか.当時の小学校教員が中心になって刊行した教育誌『東伯之教育』には,小学校普及および中学校増設に関する記事が多く掲載された.そこに見られる教員たちの問題意識は,保護者や教え子の進路に関する切実な思いを背景にして,子どもたちの普通教育の機会をいかに保障するか,というところにあった.

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