〈物事との関与〉を表す表現の意味の成立 : 「手」,「足」の慣用句

書誌事項

タイトル別名
  • Motivations for Semantic Extensions of Nondecomposable Idioms Containing Te (Hand) or Ashi (Foot)
  • 〈 モノゴト ト ノ カンヨ 〉 オ アラワス ヒョウゲン ノ イミ ノ セイリツ : 「 テ 」,「 アシ 」 ノ カンヨウク
  • 〈モノゴトトノカンヨ〉ヲアラワスヒョウゲンノイミノセイリツ 「テ」,「アシ」ノカンヨウク

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説明

本稿は,意味的に分解不可能な慣用句のうち,身体部位を表す語(身体部位詞)の「手」または「足」を構成要素に持つ表現の比喩的意味の成立について考察する。本稿で対象とするのは,文字通りの意味が手や足に関する行為を表しており,表現全体の比喩的(慣用的)意味としては物事との関与を表す慣用句であり,それらの複数の表現の慣用的意味の成立には特定の認知プロセスが関与しており,体系的に動機づけられていることを示す。

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