“学び”と“実務”の相互啓発関係 : ある産業用機械メーカーの再生事例をふまえて

書誌事項

タイトル別名
  • A mutually enlightening relationship between study and practice : Based on a case of industrial machine manufacture regeneration
  • "マナビ"ト"ジツム"ノ ソウゴ ケイハツ カンケイ : アル サンギョウヨウ キカイ メーカー ノ サイセイ ジレイ オ フマエテ
  • “マナビ”ト“ジツム”ノソウゴケイハツカンケイ アルサンギョウヨウキカイメーカーノサイセイジレイヲフマエテ

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抄録

本稿の目的は,十名教授が掲げられる,「働きつつ学び研究する意義」の抽出を試みるものである。ケーススタディは,企業経営陣の一員としての実務と,大学院での研究の両立に苦闘しながらも,2007年に博士号を授与された筆者自身である。第一に,当初はまったく異なるものであった実務と研究が,いかに筆者の中で融合されていったのかを明らかにする。第二に,研究から実務への影響が,会社の業績を向上させた一因であることを検証する。第三に,博士号の授与が,筆者の人生および思考に良質な変化を与えたことを述べる。その上で,大きな刺激と成果をもたらす「研究と実務の相互啓発関係」の構築こそが,「働きつつ学ぶ研究する異議」の本質とであることを示す。

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