固定用ベルトを用いたハンドヘルドダイナモメーターによる股関節外転筋力 測定の信頼性と妥当性

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  • Reliability and validity of the Muscle Strength Test for the Hip Abduction using a Handheld Dynamometer Stabilizing Belt
  • コテイヨウ ベルト オ モチイタ ハンドヘルドダイナモメーター ニ ヨル コカンセツ ガイテンキンリョク ソクテイ ノ シンライセイ ト ダトウセイ
  • Reliability and validity of the Muscle Strength Test for the Hip Abduction using a Handheld Dynamometer Stabilizing Belt

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抄録

本研究は側臥位での等尺性股関節外転筋力測定をハンドヘルドダイナモメーター(HHD)と等速性筋力測定機器(IKD)の2方法で測定し,信頼性と妥当性を検討した.対象は大学生27名(男性17名,女性10名,平均年齢19±0.5歳)の右下肢27脚とした.測定は2回実施(30秒以上の休憩)し,約3秒間の最大努力による最大値を採用した.データ分析は,級内相関係数,Pearson の相関係数とBland Altman 分析を用いて行った.結果, test-retest の信頼性について,HHD は ICC(1,1)=0.907,IKD はICC(1,1)=0.918であった.妥当性について, Pearson の相関係数は0.717の有意な相関を認めた.Bland Altman 分析の結果,固定誤差,比例誤差ともに認めた.よって本測定方法は信頼性・妥当性のある測定方法であることが示唆された.

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