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書誌事項
- タイトル別名
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- Successful Treatment of Primary Jejunal Cancer after Esophageal and Colon Cancer Resection
- Case Report : Successful Treatment of Primary Jejunal Cancer after Esophageal and Colon Cancer Resection
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抄録
食道癌には他癌が合併し易いことが知られているが,空腸癌を合併することは稀である.我々は異時性三重複癌の一つとして,食道癌および上行結腸癌術後に発症した空腸癌の一例を経験したので報告する.症例は63 歳の男性であり,6年前に食道癌,8年前に上行結腸癌に対しての根治術を施行された.1ヶ月ほど続く繰り返す嘔吐と心窩部痛を主訴に受診され,上部消化管内視鏡,上部消化管造影およびCT 検査にて,トライツ靱帯から約2cm 肛門側の空腸に全周性腫瘍を認めた.手術はリンパ節郭清を伴う空腸部分切除術を施行し,術後経過は良好であり,術後10ヶ月経過した現在も再発は認めていない.根治的切除術が施行された食道癌,空腸癌および結腸癌の三重複癌の報告は初めてである.食道癌患者は他癌の合併が多くみられることより,異時性重複癌を念頭に置いた経過観察が重要である
収録刊行物
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- 福岡醫學雜誌
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福岡醫學雜誌 104 (11), 435-441, 2013-11-25
福岡医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649694431872
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- NII論文ID
- 120005385231
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- NII書誌ID
- AN00215478
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- DOI
- 10.15017/1430777
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- HANDLE
- 2324/1430777
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- NDL書誌ID
- 025354771
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- ISSN
- 0016254X
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- PubMed
- 24620639
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可