書誌事項
- タイトル別名
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- On the proper treatment of experiencer verbs in Japanese
- ニホンゴ シンリ ドウシ ノ テキセツ ナ アツカイ ニ ムケテ
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説明
長い研究史の中で,日本語動詞の文法的振る舞いがかなり明らかにされてきたのに対し,心理動詞は最も解明が遅れている動詞類の一つである。動詞の体系的分類における位置付けを初めとして,自動詞・他動詞の区分さえ十分に認識されているとは言い難い。そのような状況を幾分かでも改善するために,本稿では,日本語のES型心理動詞が活動動詞であること,そして自動詞・他動詞が明確に峻別されることを論じる。ひとことで言えば,日本語のES型心理動詞が,動詞の体系的分類の中で他の動詞類と同様の地位を有することを示すのが本稿の主論点である。
収録刊行物
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- 日本語科学 = Japanese Linguistics
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日本語科学 = Japanese Linguistics 8 54-75, 2000-10
国立国語研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649698268800
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- NII論文ID
- 120006595247
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- NII書誌ID
- AA1113775X
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- NDL書誌ID
- 5549260
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles