<研究ノート>一柳満喜子の生涯に関する一考察

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タイトル別名
  • A Study on the Life of Makiko Hitotsuyanagi
  • ヒトツヤナギ マキコ ノ ショウガイ ニ カンスル イチ コウサツ

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抄録

一柳満喜子は一八八四年、一柳末徳子爵の子として誕生した。満喜子はミッション経営の幼稚園、女子高等師範学校附属小学校、附属女学校、神戸女学院などで学び、一九〇九年に渡米。米国ではブリンモア大学予備学校で学び、在学中に受洗した。その後、ブリンモアカレッジに入学したものの退学し、女学校時代の恩師アリス・ベーコンのもと、サマーキャンプなどを手伝っていたが、末徳の危篤の知らせを受け帰国。そして、兄恵三の邸宅を設計していたウィリアム・メレル・ヴォーリズと出会う。メレルとの結婚後、近江八幡の地に移った満喜子は、そこでいくつかの教育事業を行った。

収録刊行物

  • 日本研究

    日本研究 37 201-245, 2008-03-31

    国際日本文化研究センター

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