書誌事項
- タイトル別名
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- The Amida Triad in the Western Part of the Golden Hall at Horyuji
- コウエンロク ホウリュウジ コンドウ ニシ ノ マ アミダ サンソンゾウ ニ
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抄録
一九八九年、久しく失われていた法隆寺金堂西の間阿弥陀三尊の脇侍、勢至菩薩がパリの国立東洋美術館(ギメ美術館)で発見された。金堂内には七世紀、すでに中壇、東壇と並んで立派な壇と天蓋が西方仏のために造られていた。ところがそこは空席で何世紀かを経て、鎌倉初期(一二三一年)に仏師康勝によって、中・東壇に匹敵する大きさの阿弥陀三尊が造られた。なぜこの時代にこのような事業が行われたか?明治以後擬古形式としてあまり顧みられなかったこの阿弥陀三尊は、実は造立当時の革新的な思想を表していた。浄土教と太子信仰の盛り上り、真言宗とのかかわり、本地垂迹思想などがその背景にあり、阿弥陀三尊は金堂内で重要な位置を占めていたのである。
収録刊行物
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- 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要
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日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 18 217-227, 1998-09-30
国際日本文化研究センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649700862080
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- NII論文ID
- 120005681710
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- NII書誌ID
- AN10088118
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- ISSN
- 24343110
- 09150900
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- NDL書誌ID
- 4586570
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可