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- 伊藤 昭弘
- 佐賀大学地域学歴史文化研究センタ一 : 准教授
書誌事項
- タイトル別名
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- Hawks and Hawking Grounds of Saga Han in the 17th Century
- 17セイキ サガハン ニ オケル タカ ト タカバ
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抄録
本稿の目的は、佐賀藩における鷹・鷹場についての研究を進展させるために、まず17世紀の状況を整理することにある。佐賀藩初代藩主鍋島勝茂は、鷹狩りを非常に好み、佐賀平野全域に鷹場を設けていた。特に鶴が飛来した佐嘉郡・小城郡・杵嶋郡の鷹場を大切にし、独占した。息子である元茂・直澄・直朝が分家すると、勝茂は彼らを対象とした鷹場にかんする統制を設けた。彼らの佐嘉郡・小城郡・杵嶋郡の鷹場利用に制限をかけることで、彼らを明確に藩主の臣下と位置づけるものだった。二代藩主鍋島光茂は、祖父ほど鷹を好んでいなかったが、家臣の序列形成に、鷹を利用した。まず彼は、佐賀藩の諸猟を管理する役所「諸猟方」を設置した。さらに彼は「諸猟方御法度」を制定し、鷹の使用をめぐって家臣の序列を明確lこした。
収録刊行物
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- 鷹・鷹場・環境研究
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鷹・鷹場・環境研究 3 25-38, 2019-03-22
九州大学基幹教育院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649703923328
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- NII論文ID
- 120006631821
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- NII書誌ID
- AA12779253
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- DOI
- 10.15017/2236357
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- HANDLE
- 2324/2236357
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- NDL書誌ID
- 029611191
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- ISSN
- 24328502
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可