看護管理者のキャリア発達におけるメンタリングに関する研究 : 看護管理者の経験とメンター要因について

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タイトル別名
  • Mentoring in the Career Development of Nurse Administrators: Experiences of Nurse Administrators and Factors Regarding the Mentor
  • カンゴ カンリシャ ノ キャリア ハッタツ ニ オケル メンタリング ニ カンスル ケンキュウ : カンゴ カンリシャ ノ ケイケン ト メンター ヨウイン ニ ツイテ

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抄録

本稿では、病院の看護管理者が管理者としてキャリア発達する中でメンターから受けたメンタリングの関連要因として、看護管理者の経験とどのようなメンターがいるのか(メンター要因)について明らかにし、管理者としてのキャリア発達を促進する方策を検討することを目的とした。全国の117病院の看護管理者(主任クラス以上の職位)3,911名を対象に自記式質問紙調査を行い、分析の結果、以下のことが明らかとなった。 1.主任と看護師長では、1病院の中で看護管理者としてキャリア発達しているが、副看護部長以上になると複数の病院で看護管理者として働いた経験をもつ人が増える。2.看護管理者の多くは、3~5人程度のメンターをもち、メンターは職場の上司が圧倒的に多く、30代前半の時期に最重要メンターと出会っている。3.看護管理者になった時の教育・指導については、個人差が大きく、今後その体制を整備すべき大きな課題である。

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