シニフィアンとシニフィエの系譜 : von Humboldt と de Saussure を中心に
書誌事項
- タイトル別名
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- シニフィアン ト シニフィエ ノ ケイフ von Humboldt ト de
- Signifiant and signifie : the Humboldtian and Saussurean traditions
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説明
Saussure(1916)に示された,signifiantとsignifieの結合によって言語記号が構成されるという考え方は,現在でも言語学の基本的知見のひとつである。本稿では,ソシュール以前のシニフィアンとシニフィエをめぐる考え方、いわば意味観の流れを素描する。その中でもWilhelm von Humboldtの意味観をソシュール以前の言語研究の典型として,ソシュールのそれと比較して論じる。また,ソシュールの考えを継承しつつ,独自に発展させたラカンの思想にも触れる。本稿では,具体的なテーマを論じる前に,まず第1章で言語学史の意義と方法論を簡略に論じる。ついで,第2章で,シニフィアンとシニフィエをめぐる意味観の流れを考察することにする。
収録刊行物
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- 富山大学人文学部紀要
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富山大学人文学部紀要 29 1-12, 1998-08-31
富山大学人文学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649736560000
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- NII論文ID
- 120005461424
- 110000293218
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- NII書誌ID
- AN00175930
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- ISSN
- 03865975
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- HANDLE
- 10110/12869
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- NDL書誌ID
- 4555658
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可