書誌事項
- タイトル別名
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- シシュンキ ニ ハッショウ シタ トウゴウ シッチョウショウ カンジャ ノ ショカイ ジュシン マデ ノ メンタル ヘルスリテラシー ト ソノ エイキョウ ヨウイン
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説明
目的:思春期に統合失調症を発症した人が不調を感じてから精神科病院へ受診し、統合失調症との認識を持つまでのMHLの様相を明らかにすることである。研究方法:研究協力者4名を対象に半構成的面接を行い、質的記述的研究法を用い分析を行った。結果:本研究の結果として、MHLは4つのカテゴリーで構成され、初回受診過程におけるMHLの様相は(健康状態への自己認識)の変化に沿って4つのフューズに分かれた。対象者は(病気になって初めてわかる精神疾患に関する知識)を語り、病気になるまでは知識がない中で(必死に模索してきた自己対処行動)を行っていた。初回受診に至ったのは、(周囲の人の健康状態への認識)の変化によるものだった。結論:初回受診過程におけるMHLは4つのフューズに分かれ、このMHLに影響する要因は個人特性、思春期の特徴、対象者を取り巻く人々のMHLが考えられ、DUP短縮に向けた看護の可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 札幌保健科学雑誌 = Sapporo journal of health sciences
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札幌保健科学雑誌 = Sapporo journal of health sciences 6 14-20, 2017-03-01
札幌医科大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649738505856
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- NII論文ID
- 120006239191
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- NII書誌ID
- AA12560507
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- NDL書誌ID
- 028288154
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- ISSN
- 2186621X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可