第67回東邦医学会総会 パネルディスカッション:当科では臨床実習をこう行っている 呼吸器内科における臨床実習

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タイトル別名
  • コキュウキ ナイカ ニ オケル リンショウ ジッシュウ
  • 67th Annual Meeting of the Medical Society of Toho University Panel discussion: Bed side learning in department of respiratory medicine

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抄録

type:TOHO University Scholarly Publication

総説

要約: 当科はより良き臨床医を育てるために,診療参加型臨床実習をめざした臨床実習(bed side learning:BSL)を行っている.そのために学生はBSLを通して,医師としての職責や普遍に求められる資質について実践し,さらには学術活動の基礎も実践することをカリキュラム・ポリシーとしている.当科のBSL体制は,シニアレジデントや助教以上が主治医となり,医局員全員が指導医としてBSL教育を行っており,それぞれ屋根瓦式のチーム体制をとり,そこに学生はチームの一員として参加する.当科のBSLの特徴として,多くのカンファレンスの参加によりさまざまな症例や診療科連携を経験でき,また実際に患者を受け持ち,連日のsubject,object,assessment,plan(SOAP)によるカルテ記載や画像スケッチの記載,さらに学会発表に準じた症例プレゼンテーション演習を行っている.またクルズスによる専門および基礎的医学教育,気管支鏡検査の実地見学も行っている.達成評価は,個々の担当指導医が基礎評価をした上で,指導責任者が最終評価を行っている.

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