書誌事項
- タイトル別名
-
- トウイン ニ オケル TKI チリョウ オ オコナッタ EGFR イデンシ ヘンイ ヨウセイ ショウレイ ノ チリョウ ジョウキョウ
この論文をさがす
説明
要旨:現状でのEGFR遺伝子変異別の治療状況、効果予測因子について調査することを目的とし、2008年1月1日から2015年12月31日までの8年間で治療を行ったEGFR遺伝子変異陽性肺がん90例を対象とし診療録べ一スの後ろ向き検討を行った。Exon19de1群は41例、L858R群は40例であり、L858R群と比べ、Exon19del群はOSの延長を認めたが、オシメルチニブ導入例10例を除外した71例でExon19del群とL858R群を比較するとOS延長の有意差は消失した。単変量解析で有意差を認めたMutation、PS≦1、stage、2種類目のTKIの使用、オシメルチニブの使用でCox比例ハザード回帰を行ったところ、PS≦1、オシメルチニブの使用で有意であり、Exon19del群とL858R群のOSの差は認めなかった。本検討において、EGFR遺伝子変異陽性進行非小細胞肺癌では診断時のstage IVa、IVb、再発よりもPS≦1、オシメルチニブの使用の可否がより大きい予後因子となった。
収録刊行物
-
- 山梨肺癌研究会会誌
-
山梨肺癌研究会会誌 31 15-19, 2018
山梨肺癌研究会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390853649747219840
-
- NII論文ID
- 120006806685
-
- NII書誌ID
- AN10355815
-
- NDL書誌ID
- 032471692
-
- ISSN
- 13417053
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles