非小細胞肺癌の放射線治療後局所再発に対してサイバーナイフ治療を行った一例

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タイトル別名
  • ヒ ショウサイボウ ハイガン ノ ホウシャセン チリョウゴ キョクショ サイハツ ニ タイシテ サイバーナイフ チリョウ オ オコナッタ イチレイ
  • セイカツシャ ワ ナイガイ カカクサ ト ナイナイ カカクサ ノ ムジュン ニ

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抄録

非小細胞肺癌の放射線治療後局所再発に対して、積極的な治療は困難なことが多い。根治目的の再照射も原則行わないのが通常であったが、近年の高精度治療の進歩で状況が少し変わってきている。今回、cT2aN1MO stageIIA肺癌への放射線単独治療70Gy/35fr後、局所再発に対してサイバーナイフを用いて50Gy/4frの治療を行い、治療効果が得られ、有害事象も許容範囲であった症例を経験した。効果・安全性についてはまだ不明な点が多く、マーカー留置のリスクや費用も含め、適応については慎重な検討が必要だが、症例を絞り込めれば有効な治療になる可能性はある。

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