ボランティアは躓きながら現地をめざす : 利他の精神のN字型進展
書誌事項
- タイトル別名
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- The “N-shaped Model” of Altruism : Volunteers Stumbling through Activities
- ボランティア ハ ツマヅキナガラ ゲンチ ヲ メザス リタ ノ セイシン ノ Nジガタ シンテン
説明
論文
本稿の目的は、ボランティア従事者における利他の精神が他者とのどのような関係や省察から進展するのかを明らかにすることにある。そのため関与型調査に基づき、オートエスノグラフィの手法を用いて、調査者自身の体験や内省を分析した。また具体的な記述法としてTLED 法を採用した。その結果、ボランティア従事者が関係準拠的な関わりから、実践の場で躓き、逡巡・迂回するかたちで、そこから気づきを得て進展する、利他の精神の「関係準拠的N 字型モデル」を示すことができた。
収録刊行物
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- 宗教と社会貢献
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宗教と社会貢献 10 (2), 27-54, 2020-10
「宗教と社会貢献」研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649748825472
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- NII論文ID
- 120006890222
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- DOI
- 10.18910/77219
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- ISSN
- 21856869
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- HANDLE
- 11094/77219
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN