外国語による言語活動を導入したスポーツ演習科目の試み : 大学における外国人留学生が日本語を介して学習する「柔道・JUDO」の授業計画案

書誌事項

タイトル別名
  • ガイコクゴ ニ ヨル ゲンゴ カツドウ オ ドウニュウ シタ スポーツ エンシュウ カモク ノ ココロミ : ダイガク ニ オケル ガイコクジン リュウガクセイ ガ ニホンゴ オ カイシテ ガクシュウ スル 「 ジュウドウ ・ JUDO 」 ノ ジュギョウ ケイカクアン
  • An examination into the use of foreign language exercises in Sports subjects. : To make a university syllabus of the practice of utilizing Japanese linguistic immersion to deepen exchange student's understanding of Judo

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抄録

type:Article

日本発祥で世界に普及している「柔道・JUDO」は、「Ippon(一本)」や「Hajime(はじめ)」、技名も日本語で表現される。したがって、英語圏の人々であれば英語というフィルターを通して「柔道・JUDO」を捉えるだけではなく、日本語による真の意味を知ることでより「柔道・JUDO」に対する理解は深まると考えられる。そこで本研究は、日本の大学における外国人留学生を対象とした「柔道・JUDO」の授業(実技を伴う)に、日本語による言語活動を導入した演習の計画・立案するものである。今後、理論面では、CLIL(内容言語統合型学習)やイマージョンプログラム(Immersion Program)の視点による「外国人力士」の研究等を参考とし、実践面では、すでに「英語とJUDO」をセットにした学習を行っている西オーストラリア大学(UWA)と協働して研究を進める予定である。将来的には、「柔道・JUDO」に限らず例えば「日本人学生・生徒によるサッカー授業に英語を採り入れる」等、「言語活動・表現力の充実」を目標とする日本の学校体育授業への応用・発展を目指す。

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