イングランドのカリキュラム改革と日本語教育-初等教育への外国語教育必修化を中心として-

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タイトル別名
  • Reform of the National Curriculum for England and Japanese Language - Focusing on the Introduction of Foreign Languages Learning for Pupils at Key Stage -
  • イングランド ノ カリキュラム カイカク ト ニホンゴ キョウイク : ショトウ キョウイク エ ノ ガイコクゴ キョウイク ヒッシュウカ オ チュウシン ト シテ

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抄録

イングランドでは、2014年9月より新しいナショナルカリキュラムが施行される。外国語教育において大きな変化は初等教育の第3学年から第6学年で、外国語教育が必修化される点である。ただ、この初等レベルでの外国語必修化の過程では、当初、「フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、スペイン語、古典(ラテン語または古典ギリシャ語)の7言語の中から1つ以上を教えること」という言語指定があり、英国の日本語教育に大きな影響を及ぼすことが考えられた。最終的なカリキュラムには、この7言語リストはなくなったが、その間、国際交流基金ロンドン日本文化センターは、各方面に、様々な働きかけを行った。本稿では、イングランドのカリキュラム改革の過程を、英国で日本語教育に関わる実践者の視点から記述する。

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