<講義ノート>可解量子スピン鎖と場の理論 : 散乱行列から共形不変性まで(第61回物性若手夏の学校 集中ゼミ)
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- 松井 千尋
- 東京大学大学院情報理工学系研究科
説明
ハミルトニアンの対角化は, 量子力学系の時間発展を知る上で重要な問題である. 一般の量子系におけるハミルトニアンの対角化は困難であるが, 量子可積分系では解析的な手法によるハミルトニアンの厳密対角化が可能である. この講義ノートでは, なぜ量子可積分系でハミルトニアンの厳密対角化が可能なのか, 可解量子スピン鎖と場の理論の対応関係とは何か, またそれが共形場理論とどう関係するかを解説する.
収録刊行物
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- 物性研究・電子版
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物性研究・電子版 6 (4), [1]-, 2017-11
物性研究・電子版 編集委員会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649774477824
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- NII論文ID
- 120006384189
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- DOI
- 10.14989/229037
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- HANDLE
- 2433/229037
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可