<紀行・エッセー・感想文>地域在住高齢者に関するフィールド医学実習 --平成29年度参加者による報告集--

書誌事項

タイトル別名
  • <Report and Essay>Practice of Field Medicine Related to Health Maintenance for Community-Dwelling Elderly People in 2017

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説明

平成29年8月6日~8月11日高知県土佐町において地域在住高齢者に関するフィールド医学実習を行った。このプログラムでは、学生らが75歳以上の地域在住高齢者を対象とするご長寿健診にスタッフとして参加する。この健診は、高齢になっても住み慣れた地域で元気に生活していけることを目的に、平成16年から開始され今年で14年目を迎えた。その間、土佐町の平均寿命が女性県下第一位、男性第三位となり、同時に、県下で最も高かった介護保険料が抑制されるなどの効果がみられた。この活動が元となり、ブータンにおいて国家規模で高齢者健診が開始されるなど海外でも応用されている。平成29年度は京都大学、東京女子医科大学、高知大学、新潟大学、大阪大学、九州歯科大学、デブレツェン大学、高知県立大学など海外を含む様々な大学から学生が集まり、健診の実施にあたった。本稿では、学生がどのような想いで土佐町に集まり、何を得たと感じているのかを彼ら自身の言葉で紹介したい。

収録刊行物

  • ヒマラヤ学誌

    ヒマラヤ学誌 19 214-240, 2018-03-28

    京都大学ヒマラヤ研究会; 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院; 京都大学ヒマラヤ研究ユニット

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853649775256704
  • NII論文ID
    120006537133
  • NII書誌ID
    AN10392447
  • DOI
    10.14989/hsm.19.214
  • HANDLE
    2433/235152
  • ISSN
    09148620
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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