瀬戸内海中央部大三島沖より採集されたトゲヒメミョウガSmilium scorpio(蔓脚目:ミョウガガイ科)

書誌事項

タイトル別名
  • Record of the Smilium scorpio Aurivillius 1892 (Thoracica: Calanticidae) Collected from Off –Omi-shima, the Central Part of Seto Inland Sea, Japan
  • セトナイカイ チュウオウブ ダイ ミシマオキ ヨリ サイシュウ サレタ トゲヒメミョウガ Smilium scorpio(マン キャクモク:ミョウガガイカ)

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抄録

瀬戸内海中央部の大三島沖より採取したトゲヒメミョウガSmilium scorpio Aurivillius,1892は,ミョウガガイ科の一種であり,日本周辺海域において鹿島灘以南の水深35~100m に分布するとされている(Utinomi, 1958; 内海,1965)。このうち瀬戸内海では,大阪湾友ヶ島沖と神戸東垂水沖からの記録しかないため(稲葉,1988),瀬戸内海内における分布の記録としてここに報告する。また,採取したトゲヒメミョウガからDNA 抽出を行い,18S rRNA 遺伝子の塩基配列を決定し,得られた塩基配列を基に分子系統的な考察を行った。

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