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- Other Title
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- 検閲効果に及ぼすリアクタンス傾向の影響
- ケンエツ コウカ ニ オヨボス リアクタンス ケイコウ ノ エイキョウ
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Abstract
本研究は心理的リアクタンス理論(Brehm,1966)の枠組を用いつつ,被験者のT)アクタンス傾向が検閲効果に及ぼす影響を,場面想定法を用いて検討した。独立変数は,リアクタンス傾向(高群,低群)と自由の回復(回復あり,回復なし)であった。分散分析の結果,リアクタンス傾向要因,自由の回復要因の主効果,両要因の交互作用は見いだされなかった。次に個人内反応のレベルでより詳細に検討するために,リアクタンス傾向の下位概念を明らかにした上で,3つの下位概念,被験者の諸反応等を独立変数とする重回帰分析を行った。その結果,下位概念の1つである反抗,および被験者の性,検閲者に対する評価,メリット評価の変数が,被験者の態度に有意な影響力を持っていることが明らかとなった。
Journal
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- 広島大学心理学研究
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広島大学心理学研究 1 69-78, 2002-03-28
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649785276416
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- NII Article ID
- 120000880564
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- NII Book ID
- AA11616129
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- DOI
- 10.15027/19449
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- NDL BIB ID
- 6214792
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- ISSN
- 13471619
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed