Bibliographic Information
- Other Title
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- ファイナンス分析における極値分布の利用
- ファイナンス ブンセキ ニ オケル キョクチ ブンプ ノ リヨウ
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Abstract
この稿では大きな損失率に関する分析法を紹介する。最初に、データ系列として最大値しか得られない場合に可能な分析を解説する。たとえば収益率の日中データは得られないが、日中の殺大損失率が手に入る場合に可能なリスク分析の方法である。この方法を使えば、年間最大抗失率の系列を使って、40年に一度しか起きないような大きな損失率の分布を分析することが可能である。第2節では、最大値データではなく損失率の原系列が得られるとして、大きな損失率の分布を分析し、大きな損失が起きる確率を求める。第3節では、分布の形状を定めるtail indexの推定方法を説明する。
Journal
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- 廣島大學經濟論叢
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廣島大學經濟論叢 31 (1), 35-45, 2007-08-31
広島大学経済学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649785311488
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- NII Article ID
- 110006409425
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- NII Book ID
- AN00213519
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- DOI
- 10.15027/20340
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- NDL BIB ID
- 8938309
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- ISSN
- 03862704
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed