ウマヅラハギNavodon modestusの体長-体重関係について

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タイトル別名
  • On the Length-Weight Relationship of the File-fish, Navodon modestus
  • ウマズラハギ Navodon modestus ノ タイチョウ タイジュウ カ

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抄録

瀬戸内海で漁獲されたウマヅラハギの体長-体重の関係式を求めるについて,標本を未成魚と成魚に分け,成魚は雌雄別に,また産卵期とそれ以外の時期とに分けて,それぞれをAllometryの方法によって表わした。これらの関係式は成魚と未成魚で異なり,さらに前者は雌雄間でも異なると同時に産卵期とそれ以外の時期とでも異なることを統計的方法により検討して示した。すなわちウマヅラハギの体長-体重関係は未成魚(体長18cm未満)と成魚(体長18cm以上)に分けて扱うこと,さらに成魚は雌雄別にそして産卵期のものと産卵期以外のものとに分けて扱うことが必要である。そしてそれぞれの群について求めた体長(L)と体重(W)との関係式は次の通りである。 未成魚; W=2.196×10-6 L3.4649 産卵期の成魚の雄; W=5.024×10-5 L2.8519 産卵期の成魚の雌; W=1.517×10-5 L3.1242 産卵期以外の成魚の雄; W=1.703×10-4 L2.6168 産卵期以外の成魚の雌; W=5.005×10-5 L2.8632

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