情報ネットワーク通信プロトコルの理解を深める教材

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  • ジョウホウ ネットワーク ツウシン プロトコル ノ リカイ オ フカメル キョウザイ

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抄録

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[要約] 学校における情報ネットワークの活用は,国の情報社会化プロジェクトに伴い,急激に変化している。しかしながら,学校現場には,情報ネットワークに精通した教員は少ない。高校には教科“情報”がはじまり,情報の教員免許を持った教員が採用された。しかし,情報の専門的な技術を習得してきた者は多くは無い。義務教育学校では,中学校技術科に情報の領域が追加された。教員免許取得には情報領域も必修化された。しかし,技術科の教員採用数は少なく,情報領域の修得単位数も十分ではない。そのため,義務教育学校では,情報ネットワークを頻繁に利用する機会が増えているのにも関わらず,情報ネットワークに関する専門的技術を理解している者が少ない状況である。近年は,小学校においても,プログラミングを導入する話も出ているが,ここでも,情報技術を習得している教員は少ない。情報ネットワークについての講義だけでは,情報ネットワークに関する技術を理解することは非常に難しい。本研究では,中学校教員希望者に対して,情報ネットワーク技術を理解させるための実習教材を検討し,その教材の実施を行った結果について述べる。

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