道徳科の指導と評価を改善していく校内研修

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タイトル別名
  • In-school Training to Improve Moral Guidance and Assessment
  • ドウトクカ ノ シドウ ト ヒョウカ オ カイゼン シテ イク コウ ナイ ケンシュウ

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抄録

本稿は,小学校と中学校において,従来実践してきた領域「道徳の時間」を「特別の教科 道徳」(通称 道徳科)として改善・充実するよう求められる中,学校現場で,どのように指導と評価を改善していけばよいか,特にいかに校内研修を工夫して研究推進していけばよいかについて,道徳科の評価と指導を追求する校内研修を推進している安佐南中学校の実践の分析を通して具体的に明らかにしている。|同校の校内研修は,道徳科授業の評価のあり方を協働的に考え出すことを通して,授業の改善,年間の授業計画である年間指導計画の構築,さらに問題解決的な授業構成まで意識した授業改善へ議論を進めることができている。|こうした研究開発をさらに進めていくには,転勤してきた同僚も含め,自校の生徒たちにいかに道徳性を育成すればよいかについて深い共通認識を培うことのできる校内研修の充実が課題となる。

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