書誌事項
- タイトル別名
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- Stressors and depressive symptoms in university students who do not receive counseling
- カウンセリング オ ウケテ イナイ ダイガクセイ ノ ストレッサー ト ヨクウツ ショウジョウ
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抄録
抑うつ症状を有する大学生への心理療法は有効であることが示されているが,これらの効果は心理療法を受けた者に限られる。今後は,悩みを抱えながら相談に来ない学生へのサポートも重要になると考えられる。そこで,悩みを抱えながら相談に来ない学生の特徴を明らかにするために,本研究では,カウンセリングを受けている大学生とカウンセリングを受けていない大学生で,抑うつ症状と各ストレッサーの頻度に違いがあるかを明らかにすることを目的とした。本研究の結果,カウンセリングを受けていない大学生のうち,37.57%の大学生が高い抑うつ症状を有し,およそ15% から20%の大学生が高ストレッサーにさらされていることも明らかになった。大学生にもストレスチェック制度のように,学生自身のストレスへの気づきを促し,メンタルヘルスの不調を予防するような取り組みが必要ではないかと考えられる。
収録刊行物
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- 総合保健科学
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総合保健科学 36 9-17, 2020-08-03
広島大学保健管理センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649790672640
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- NII論文ID
- 120006938857
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- NII書誌ID
- AN10168261
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- ISSN
- 09113231
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- DOI
- 10.15027/50080
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- NDL書誌ID
- 030660084
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可