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- 岩崎 拓也
- 一橋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- An Analysis of the Relationship between Particles and Punctuation marks As Seen in the Usage of the Written Corpus by Japanese Language Learners
- ニホンゴ ガクシュウシャ ノ サクブン コーパス カラ ミタ トウテン ト ジョシ ノ カンケイセイ
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説明
本研究では、JCK作文コーパスを用いて、読点の直前に現れる品詞にどのような偏りがあるのかを母語別に統計学的手法によって分析した。具体的には、学習者間で最も偏りが見られた助詞のうち、係助詞と格助詞を取り上げ、係り受けの関係から読点が打たれる確率を分析した。分析の結果、係助詞と格助詞の直後の読点は、修飾部と被修飾部の距離が遠くなるほど、両者の構造的なつながりを示すために打たれることが明らかになった。さらに、係助詞の直後の読点と係り受け距離との関係は、日本語母語話者を基準とした場合、中国人日本語学習者は読点を多用してはいるが、その傾向は類似していた。しかし、韓国人日本語学習者は読点使用が少なく、その傾向も異なっていた。格助詞の直後の読点と係り受け距離との関係については、中国人日本語学習者は、格助詞「で」「に」では日本語母語話者と類似した傾向を示したが、格助詞「が」「と」「を」では異なっていた。一方、韓国人日本語学習者は、格助詞「が」「で」「に」では類似した傾向を示したが、「と」「を」については異なる傾向を示すことが明らかになった。
収録刊行物
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- 一橋大学国際教育センター紀要
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一橋大学国際教育センター紀要 8 27-39, 2017-07-31
一橋大学国際教育センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649796549376
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- NII論文ID
- 120006334904
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- NII書誌ID
- AA12502475
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- DOI
- 10.15057/28746
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- HANDLE
- 10086/28746
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- NDL書誌ID
- 028460067
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- ISSN
- 21856745
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可