九州大学農学部附属演習林におけるミレニアムシードバンクプロジェクトによる種子採取

書誌事項

タイトル別名
  • Seed collection in the Millennium Seed Bank project in Kyushu University Forest
  • キュウシュウ ダイガク ノウガクブ フゾク エンシュウリン ニ オケル ミレニアムシードバンクプロジェクト ニ ヨル シュシ サイシュ

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説明

野生植物の絶滅を回避することを目的として,世界中の種子を保管するための機関「ミレニアムシードバンク」がイギリスのキュー植物園に2000 年に設置された。ミレニアムシードバンクは国際的な保全プロジェクト「ミレニアムシードバンクパートナーシップ」を推進し,95 カ国以上の共同研究者と収集作業を進めている。日本では2018 年に初めて九州大学農学部附属演習林と琉球大学理学部がミレニアムシードバンクパートナーシップに参画し,種子ならびに関連データをミレニアムシードバンクに提供している。2018 年から2年間実施された樹木種子採取 プロジェクトにおいて,福岡,北海道,宮崎の3 演習林では,保存用の種子が37 種,種子の貯蔵性を検定するための発芽試験用の種子が72 種採取された。

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