小学校第3学年理科「身近な自然の観察」の特異性を生かした単元展開 : 生活科の育ちを生かし,理科学習へと発展させるために

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  • ショウガッコウ ダイ3 ガクネン リカ ミジカ ナ シゼン ノ カンサツ ノ トクイセイ オ イカシタ タンゲン テンカイ セイカツカ ノ ソダチ オ イカシ リカ ガクシュウ エ ト ハッテン サセル タメニ
  • A unique program for 'learning from nature around us'-3rd grades: to use life environment studies for the advantage in science studies

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Abstract

本稿では,小学校学習指導要領の改訂により第3学年に新設された内容である「身近な自然の観察」に注目した。この内容は「観察」という理科の問題解決の方法そのものが内容として示されているという特異性がある(後述)。筆者らは,この特異性を積極的に活用することで,生活科の育ちを生かし,効果的に理科学習へと発展させる学習展開が可能ではないかと考えたのである。 本稿では,授業実践を通して,「身近な自然の観察」の特異性を生かした学習指導を展開し,その可能性と問題点を示すことを研究の目的とする。

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