クランディニンの「カリキュラム・メイキング」における「緊張関係を生きる」ことの意味 : デューイの探求理論における「享受」概念を手がかりに

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  • クランディニン ノ 「 カリキュラム ・ メイキング 」 ニ オケル 「 キンチョウ カンケイ オ イキル 」 コト ノ イミ : デューイ ノ タンキュウ リロン ニ オケル 「 キョウジュ 」 ガイネン オ テガカリ ニ
  • The meaning of “living in tension” in D.J. Clandinin's “curriculum making” : Referring to J.Dewey's “enjoy” conception

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Abstract

本論文は,D.J. クランディニンらが提起する「カリキュラム・メイキング」において教師が「緊張関係を生きる」とはいかなることか,デューイの探求理論における「享受」概念を手がかりに解釈することを目的とする。考察を通して,緊張関係を享受すること,享受した緊張関係の質を見極めること,それらを通して緊張関係を感じた状況からより良い状況に前進させるための次の探求を開始すること,という一連の省察活動が,「カリキュラム・メイキング」において教師が「緊張関係を生きる」ことであることが明らかとなった。

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