書誌事項
- タイトル別名
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- ベートーヴェン ロンド ハチョウチョウ op.51-1 ノ ケンキュウ ト エンソウ
- Study and Performance of Rondo C major op.51-1 by L.V.Beethoven
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抄録
ベートーヴェンのロンドハ長調op.51-1は,1797年,ベートーヴェンがウィーンに来た頃の作品である。この頃のベートーヴェンは即興演奏を得意とする独創的なピアニストとしての評価が高く,また当時のヨーロッパ社会情勢から音楽家を取り巻く経済的状況がかなり厳しくなってきたことから,ベートーヴェンも貴族のサロン等で行なわれる音楽活動で高評価を維持してゆく必要があり,自身で演奏することを前提としたピアノ曲を書いてゆく必要に迫られた。この作品はそのような状況の中で生まれた。曲中にはピアニストとしてのベートーヴェンが得意とした演奏テクニック,この後のベートーヴェンの作品に顕れてくる様々な作曲技法上の特徴が出てくる。この作品は(わが国では)ピアノ初級者のための教材として扱われる向きが強いが,そこだけで終わりにするのではなく,中~上級レベルのベートーヴェンの他の作品に取り組むようになった後も,それらの作品解釈を行なう際に立ち返ってみるべき作品である。
収録刊行物
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- 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama
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富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama 12 (1), 119-128, 2017-10-25
富山大学人間発達科学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649822322816
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- NII論文ID
- 120006360893
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- NII書誌ID
- AA12181167
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- ISSN
- 1881316X
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- HANDLE
- 10110/00017906
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- NDL書誌ID
- 028643245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可