書誌事項

タイトル別名
  • Proposal for Strengthening PTA

説明

最近マスメデイアなどで「PTA 問題」が頻繁に取り上げられるようになったが、そこで議 論の対象になっている事柄は、「PTA は任意加入なのに全員加入のような状態でおかしい」 とか、「PTA の意義がわからない」、「PTA の役員を無理やり押し付けられた」などとすべて が親側がら見たものばかりである。しかしPTA なのだから、P側の意見だけでなくTの立 場からの考察がなければその議論は説得力を持たないであろう。  本論考では「PTA はどのような経緯で設立されたのか」、「PTA は本当に必要なのか」、 「PTA の現代的意義はどこにあるのか」などについて考察を進めたい。また筆者は1974年か ら41年間千葉県立高校の社会科教師として勤務したが、1993年からは立正大学で教職科目担 当の非常勤講師として兼務してきた。大学では20年ほど前から特別活動の講義も担当してき た。その中で「PTA 活動」の授業を展開し、その成立経過や意義、問題点などを受講生たち に話してきたが、その講義のレジュメや受講生の感想なども参考に供したい。

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