書誌事項
- タイトル別名
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- グライス カイワ ノ ガンイ ヨリ ミタ エイゴ リーディング カテイ Flouting the Maxim of Quality ニ カンシテ
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説明
私は本稿において、リーディング過程に重要な関連性を持っと考えられる、グライス「協調の原則(Cooperative Principle;CP)」および「格率(Maxims)」から導きだされる「会話の含意(Conversational Implicature)」のうちとくに「質の格率の違反(Flouting the Maxim of Quality)」に関して、これがどのようにテクスト内に具現されるかを、"inconguity"、および"hedges"という表現法を中心に述べ、ついでこのようなテクストの「読み」ということを考察したい。 なお、私はすでにグライス「会話の含意」における「量の格率(Maxim of Quantity)」の違反とリーディング過程との関連性について考察を行っている(千々岩、1998)。したがって、本稿は、その続論という性格を持っている。 テーマの設定上、記述の重複は当然考えられるが、できるだけこれを避けるように努めた。
収録刊行物
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- 岩手大学英語教育論集
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岩手大学英語教育論集 1 47-58, 1999-03-15
岩手大学教育学部英語教育講座
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649826471808
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- NII論文ID
- 120001155438
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- NII書誌ID
- AA11362676
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- ISSN
- 13447807
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- NDL書誌ID
- 6397534
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles