書誌事項
- タイトル別名
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- Iron thin grip tools in 6-10th century Japan. Part 2: Single side blade form and chisel/drill form.
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説明
鉄の細い柄を持つ鉄細柄片刃状工具および鉄細柄鑿錐状工具に、加工用の割付線を描く機能を推定し、木材加工用の「白罫引」(しらけひき)や、金属加工用の「けがき針」の用途を前稿で考えた。前稿に続いて、出土事例を紹介・検討する。鍛冶関連祭祀遺構で出土した古墳後期の事例、鉄の細い柄部に繊維を巻いた古墳終末期の事例、竹筒製の鞘に収めた奈良時代後半〜平安時代初め頃の事例などを確認した。
収録刊行物
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- 研究紀要
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研究紀要 29 59-66, 2021-03-30
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649836808832
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- NII論文ID
- 120007037809
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- NII書誌ID
- AA12576234
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles